特集

南紀白浜と太平洋を見渡す絶景の街道「大辺路」

2004年に世界遺産に認定された熊野古道は、熊野三山へと繋がる参詣道のことで、5つのルートがあります。その1つ大辺路(おおへち)は、田辺市から白浜町内の富田を経て日置地区三ヶ川に至り、安居(あご)で日置川を渡り、すさみ町・串本町を経て那智勝浦町で中辺路街道と合流する、海岸線を通る熊野古道です。
大辺路ルートの中の白浜町内に位置する富田坂と仏坂のみどころをご紹介します。

世界遺産に登録されている富田坂

白浜町富田の禅寺「草堂寺」のすぐ横が富田坂の入り口となっており、草堂寺の境内と富田坂の一部が世界遺産に登録されています。林道を歩くと大辺路一番の難所と呼ばれる峠「七曲り」と呼ばれるつづら折りの険しい坂道が続き、登りつめると木々の隙間から富田平野と湯崎半島の眺望が開けます。茶屋跡から安居辻松峠付近にかけて、石仏や竜首展望などがあり、峠を下るとしばらく林道が続きます。三ヶ川の川沿いを歩き進めると谷奥へと下り安居に到着します。

草堂寺の山門は春になると桜で彩られ、近くを流れる高瀬川の桜並木も見事です

富田坂の入り口が世界遺産に登録されています

杉林の中を歩き進めます

大辺路の難所「七曲り」

富田平野と湯崎半島が一望できる展望所

茶屋跡付近にあったお不動さん

峠の茶屋跡付近で、大きな石に墨で書かれた文字が残っています

竜首展望所から見た景色

■草堂寺~安居の渡し場
歩行距離 14.4km
標準歩行時間 4時間23分

  • 安居の渡し場
  • 住所:和歌山県西牟婁郡白浜町安居
  • JR紀伊日置駅へのアクセス
  • 徒歩約1時間15分
  • 最寄バス停:安居(JR紀伊日置駅 乗車約15分)※コミュニティバス 三舞線

参考ルート:https://images.ctfassets.net/8kohjgazu1qe/7wltaO0qZIQxHFvApy0L7I/e3eb0566e026b4eacda34a36d24cdd9b/1-2_kiitonda.pdf

※コミュニティバスについて
時間によっては事前に予約が必要です。
詳しくはこちらをご覧ください。
お問い合わせ:日置川コミュニティバス
日置川事務所 住民窓口係  0739-52-2301

安居の渡しで仏坂へ

昔ながらの川船に乗船し対岸に渡る「安居の渡し」は、数分ながら江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気が漂います。対岸からすさみ町に通じる古道「仏坂」の入り口となります。うす暗くうっそうと茂る杉林の中を急な勾配の坂道が続きます。茶屋跡まで登り詰めると下り坂となり県道に出ます。太間川に沿って歩き地主神社へ向かい、周参見王子神社を経て周参見駅に到着します。

乗船記念に乗船手形がもらえる

安居の渡し

仏坂の登り口付近

社殿や鳥居も無い森全体を神体とした地主(じのし)神社

周参見(すさみ)王子神社の境内にはすさみ町立歴史民俗資料館があります

■仏坂(安居バス停)~周参見駅
歩行距離 10.8km
標準歩行時間3時間12分

  • 安居の渡しのアクセス
  • 住所:和歌山県西牟婁郡白浜町安居625-1
  • 最寄駅 紀伊日置駅 徒歩約1時間20分
  • 最寄バス停 安居(コミュニティバス 三舞線)徒歩約5分
  • お帰りはJR周参見駅から普通電車で白浜駅まで約30分。
  • ■安居の渡し
  • 予約制で、料金は1人500円。地元の杉で作った乗船手形がもらえます。
    電話予約時には、「ご利用日時」「ご利用人数」「代表者の連絡先」 等が必要です。
    予約は、ご利用日の3日前まで。
    お一人様からご利用いただけます。
  • 予約:安居の渡し保存会
  • 受付時間:平日9時~17時
  • 利用可能時間:9時~15時
  • 定休日:1月1日、荒天時
  • 電話番号 080-2569-2288

参考ルート:https://images.ctfassets.net/8kohjgazu1qe/37KvaQnxOU9JL0hH1qirO6/9bc9b654fe24d7f28cc227cca981896c/1-3_ago.pdf

大辺路の散策前にお役立てください

※新型コロナウィルス感染拡大防止にご協力ください。

※事前に営業状況を必ずご確認ください。