白浜町は和歌山県の南部に位置し、大きくは紀伊水道に面した半島地域、富田川下流域及び日置川流域に分かれます。
面積は、201.02kmで、県全体の約4.3%を占めることとなります。年間平均気温は17.2℃、年間降水量は1,638mm、年間日照時間は2,047時間となっています。温暖で明るく過ごしやすい気候と言えます。
2004年には、「富田坂」(草堂寺~安居の渡し場跡)の距離約12.5kmと「仏坂」、熊野古道大辺路の仏坂に通じる川舟「安居の渡し」(口ヶ谷橋~周参見王子神社)の約10.5kmが「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの世界遺産(文化遺産における「遺跡および文化的景観」)として登録されました。
交通網は、東京方面へ航空路により約1時間で結ばれ、京阪神地域へは、JR紀勢本線、国道42号、高速道路(近畿自動車道紀勢線)などにより約2~3時間で結ばれています。
現在、高速道路の南進が進められているなど、今後さらなる交通アクセスの向上が期待されています。
※安居の渡しの運航は、令和4年12月末をもって休止させていただきます。なお、仏坂への迂回路はありませんのでご注意ください。